オーダー方法の基本!(study)
それではオーダー方法をみてみましょう。
いくつものオーダー方法があるのですが、とりあえず、2つだけ覚えてください。各社呼び方が異なるですが、「成り行き」と「指値」の 2 種類です。
①成り行き
成り行きはその時の価格で「買う」もしくは「売る」というオーダーです。(ひまわり証券はクイックトレードと呼んでいます)
②指値
指値はある価格になったら「買う」もしくは「売る」というオーダーです。(リミットとも言う)
その金額にならない限り約定(やくじょう)しません。
指値は1 日だけ有効・何月何日まで有効・いつまでも有効などと有効期限を設けられます。
「いつまでも有効なオーダー」や「長期間のオーダー」はオーダー中であることを忘れやすいので、ご注意ください。
私も一度、忘れたころに突然、約定通知がきてびっくりしたことがあります。
ところで、売り価格と買い価格には価格差があり、これをスプレッドと言います。
銀行でも為替交換するときに TTS(売値)と TTB(買値)の 2 つの価格がありますが、同じように売値と買値の 2 種類の価格があります。
ひまわり証券の成り行き(クイックトレード)のドルの売買画面を見ると以下のような表示がされています。
売 1 1 1 .91 円買 1 1 1 .96円
買う価格が「 1 1 1 .96 円」で、売る価格が「 1 1 1 .91円」
この刻々と変化している画面をクリックするだけでその価格でオーダーがされますので、非常に便利ですが、反対側のボタンを押さないようにご注意ください。
売りと買いのボタンを間違えてクリックするという間違いは案外多いです。私も何度かやりました。
為替取引手数料はこの価格と別に支払います。
円」だということです。
ここで買う価格 1 1 1 .96 円と売る価格 1 1 1 .91 円には価格差がありますが、これをスプレッドといいます。
スプレッドは 1 1 1 .96 円-1 1 1 .91 円= 0.05 円 つまり 5 銭ということになります。(為替会社によってこのスプレッドの値は異なります)
時々刻々とこの 2 つの金額は変化していきますが、成り行きであれば、この「買」金額( 1 1 1 .96 円)で買うことができます。
同様に成り行きの売りであれば、 1 1 1 .91 円で売ることが可能です。
この刻々と変化している画面をクリックするだけでその価格でオーダーがされますので、非常に便利ですが、反対側のボタンを押さないようにご注意ください。
売りと買いのボタンを間違えてクリックするという間違いは案外多いです。私も何度かやりました。
為替取引手数料はこの価格と別に支払います。
追証(おいしょう 追加証拠金の略)
商品先物取引の経験のある方であれば、この言葉を聞くとギクッとされるのではないでしょうか?
レバレッジ5倍であれば、まず追証とは無縁ですが、追証は、会社によってマージンコールやマージンカットという違う表現・違う概念を使っていたり、追証という概念自体がない会社もありますので、詳しくは各為替取引会社の案内を見てください。
(松井証券ではスワップを受け取るポジションの場合には追証がない仕組みです)
大きくレバレッジをかけて取引をする場合(小さい証拠金で大きな取引をする場合)、例えば、円を売って米ドルを買っているときに、大幅に円高になって円に対して米ドルが値下がりした場合に為替損が発生して基準の証拠金が足りなくなることがあります。この場合、追加して証拠金を入れなければなりません。
これを追加証拠金つまり追証と言います。
証拠金から損失を引いた部分の割合を維持率と言いますが、多くのFX業者はこの維持率が5割~7割を切ると追証を求められます。
このように、為替損によって証拠金が一定の基準以下になった場合には追加して資金を入れる必要があります。
資金不足になった瞬間に即刻、強制的に決済させられたり、あるいは一定の期間の間に入金しない場合に強制的に決済させられたりします。
いずれにしてもレバレッジ5倍以内であれば、ほぼ追証とは無縁と言えるでしょう。
FXで勝てる人は余裕がある人です。
追証を気にしながらの取引は禁物です。
追証を気にする前にストップロスで損失を押さえるのも有効な手段です。
絶対間違えるミスオーダーとは?
相場がはじめての方は勿論のこと、株式投資や商品先物投資に慣れている人が絶対間違える?ミスオーダーがあります。
日本の月曜日の早朝からマーケットは始まりますが、マーケットで朝一番に付いた価格で売買しようとして「成り行き」なり、「甘めの指値(高めの買い指値)」を土日などに入れておきたくなりますが、FXではそれは禁物です。
FX の場合、会社によって違うようなのですが、マーケットが始まる前に相対(あいたい)で取引をされてしまうと、スタート価格より大幅高で買わされたり、大幅安で売らされたりすることがあります。
月曜日の朝一番マーケットが始まる前にオーダーを入れる場合は必ずきつめの指値で入れてください。
つまり、 1 05 円で買えれば良いと思っていても、月曜日の朝一番では 1 04 円 50 銭などと低めの価格にて指値をしておくということです。
実は私自身も FX を始めてすぐのころに甘めのオーダーで買いを入れてその金額で約定(やくじょう)されていて、何故そんな価格で約定したか一瞬分からなかったことがあります。
何万円か高く買ってしまったことになります。
このことは、本書が始めて指摘した内容だと思いますが、これは FX 特有の注意点ですので、月曜の朝一のオーダーには気をつけてください。
★チョット一言★
米国ナスダック株式市場では市場が始まる前に個人だけが参加できるプレオープン時間があります。
2001 年 9 月 1 1 日朝 9 時頃(日本時間の夜 1 1 時頃)米国で 91 1 のテロが起こりました。
米国では証券市場を開かないで休場としましたが、実は個人は市場開始前のプレオープン時には取引ができました。
いくつものオーダー方法があるのですが、とりあえず、2つだけ覚えてください。各社呼び方が異なるですが、「成り行き」と「指値」の 2 種類です。
①成り行き
成り行きはその時の価格で「買う」もしくは「売る」というオーダーです。(ひまわり証券はクイックトレードと呼んでいます)
②指値
指値はある価格になったら「買う」もしくは「売る」というオーダーです。(リミットとも言う)
その金額にならない限り約定(やくじょう)しません。
指値は1 日だけ有効・何月何日まで有効・いつまでも有効などと有効期限を設けられます。
「いつまでも有効なオーダー」や「長期間のオーダー」はオーダー中であることを忘れやすいので、ご注意ください。
私も一度、忘れたころに突然、約定通知がきてびっくりしたことがあります。
ところで、売り価格と買い価格には価格差があり、これをスプレッドと言います。
銀行でも為替交換するときに TTS(売値)と TTB(買値)の 2 つの価格がありますが、同じように売値と買値の 2 種類の価格があります。
ひまわり証券の成り行き(クイックトレード)のドルの売買画面を見ると以下のような表示がされています。
売 1 1 1 .91 円買 1 1 1 .96円
買う価格が「 1 1 1 .96 円」で、売る価格が「 1 1 1 .91円」
この刻々と変化している画面をクリックするだけでその価格でオーダーがされますので、非常に便利ですが、反対側のボタンを押さないようにご注意ください。
売りと買いのボタンを間違えてクリックするという間違いは案外多いです。私も何度かやりました。
為替取引手数料はこの価格と別に支払います。
円」だということです。
ここで買う価格 1 1 1 .96 円と売る価格 1 1 1 .91 円には価格差がありますが、これをスプレッドといいます。
スプレッドは 1 1 1 .96 円-1 1 1 .91 円= 0.05 円 つまり 5 銭ということになります。(為替会社によってこのスプレッドの値は異なります)
時々刻々とこの 2 つの金額は変化していきますが、成り行きであれば、この「買」金額( 1 1 1 .96 円)で買うことができます。
同様に成り行きの売りであれば、 1 1 1 .91 円で売ることが可能です。
この刻々と変化している画面をクリックするだけでその価格でオーダーがされますので、非常に便利ですが、反対側のボタンを押さないようにご注意ください。
売りと買いのボタンを間違えてクリックするという間違いは案外多いです。私も何度かやりました。
為替取引手数料はこの価格と別に支払います。
追証(おいしょう 追加証拠金の略)
商品先物取引の経験のある方であれば、この言葉を聞くとギクッとされるのではないでしょうか?
レバレッジ5倍であれば、まず追証とは無縁ですが、追証は、会社によってマージンコールやマージンカットという違う表現・違う概念を使っていたり、追証という概念自体がない会社もありますので、詳しくは各為替取引会社の案内を見てください。
(松井証券ではスワップを受け取るポジションの場合には追証がない仕組みです)
大きくレバレッジをかけて取引をする場合(小さい証拠金で大きな取引をする場合)、例えば、円を売って米ドルを買っているときに、大幅に円高になって円に対して米ドルが値下がりした場合に為替損が発生して基準の証拠金が足りなくなることがあります。この場合、追加して証拠金を入れなければなりません。
これを追加証拠金つまり追証と言います。
証拠金から損失を引いた部分の割合を維持率と言いますが、多くのFX業者はこの維持率が5割~7割を切ると追証を求められます。
このように、為替損によって証拠金が一定の基準以下になった場合には追加して資金を入れる必要があります。
資金不足になった瞬間に即刻、強制的に決済させられたり、あるいは一定の期間の間に入金しない場合に強制的に決済させられたりします。
いずれにしてもレバレッジ5倍以内であれば、ほぼ追証とは無縁と言えるでしょう。
FXで勝てる人は余裕がある人です。
追証を気にしながらの取引は禁物です。
追証を気にする前にストップロスで損失を押さえるのも有効な手段です。
絶対間違えるミスオーダーとは?
相場がはじめての方は勿論のこと、株式投資や商品先物投資に慣れている人が絶対間違える?ミスオーダーがあります。
日本の月曜日の早朝からマーケットは始まりますが、マーケットで朝一番に付いた価格で売買しようとして「成り行き」なり、「甘めの指値(高めの買い指値)」を土日などに入れておきたくなりますが、FXではそれは禁物です。
FX の場合、会社によって違うようなのですが、マーケットが始まる前に相対(あいたい)で取引をされてしまうと、スタート価格より大幅高で買わされたり、大幅安で売らされたりすることがあります。
月曜日の朝一番マーケットが始まる前にオーダーを入れる場合は必ずきつめの指値で入れてください。
つまり、 1 05 円で買えれば良いと思っていても、月曜日の朝一番では 1 04 円 50 銭などと低めの価格にて指値をしておくということです。
実は私自身も FX を始めてすぐのころに甘めのオーダーで買いを入れてその金額で約定(やくじょう)されていて、何故そんな価格で約定したか一瞬分からなかったことがあります。
何万円か高く買ってしまったことになります。
このことは、本書が始めて指摘した内容だと思いますが、これは FX 特有の注意点ですので、月曜の朝一のオーダーには気をつけてください。
★チョット一言★
米国ナスダック株式市場では市場が始まる前に個人だけが参加できるプレオープン時間があります。
2001 年 9 月 1 1 日朝 9 時頃(日本時間の夜 1 1 時頃)米国で 91 1 のテロが起こりました。
米国では証券市場を開かないで休場としましたが、実は個人は市場開始前のプレオープン時には取引ができました。
theme : 投資未経験者のFXスタート
genre : 株式・投資・マネー
- 2009-06-21
- あ行
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